TensorFlow Lite ランタイム実装をどこから取得するかを表す列挙型。
このクラスと RuntimeFlavor クラスの違い: このクラスは、どのランタイムを使用するかを指定しますが、 RuntimeFlavor
はどの正確なランタイムを使用するかを指定します。
継承されたメソッド
列挙値
public static final InterpreterApi.Options.TfLiteRuntime FROM_APPLICATION_ONLY
アプリケーションにリンクされている TF Lite ランタイム実装を使用します。アプリケーションにリンクされた適切な TF Lite ランタイム実装がない場合、この TfLiteRuntime 設定で InterpreterApi インスタンスを作成しようとすると、IllegalStateException 例外がスローされます (OS またはシステム サービスが TF Lite ランタイム実装を提供できる場合でも)。
これがデフォルト設定です。この設定は、TF Lite ランタイムの実装を提供しないシステムで実行する必要があるアプリにも適しています。
public static final InterpreterApi.Options.TfLiteRuntime FROM_SYSTEM_ONLY
OS またはシステム サービスによって提供される TF Lite ランタイム実装を使用します。これは、Google Play Services などのシステム ライブラリ/共有オブジェクト/サービスから取得されます。アプリケーションにリンクされているバージョン (存在する場合) よりも新しい可能性があります。システムによって提供される適切な TF Lite ランタイム実装がない場合、この TfLiteRuntime 設定で InterpreterApi インスタンスを作成しようとすると、IllegalStateException 例外がスローされます (アプリケーションにリンクされた TF Lite ランタイム実装がある場合でも)。
この設定は、システム提供の TF Lite ランタイムを使用するコードに適しています。これにより、アプリのバイナリ サイズを削減でき、より頻繁に更新できます。
public static final InterpreterApi.Options.TfLiteRuntime PREFER_SYSTEM_OVER_APPLICATION
システム提供の TF Lite ランタイム実装がある場合はそれを使用します。それ以外の場合は、アプリケーションにリンクされている TF Lite ランタイム実装を使用します (ある場合)。適切な TF Lite ランタイムがどこにも見つからない場合、この TFLiteRuntime 設定で InterpreterApi インスタンスを作成しようとすると、IllegalStateException がスローされます。アプリケーションにリンクされた適切な TF Lite ランタイムと、システムによって提供される適切な TF Lite ランタイムの両方がある場合、システムによって提供されるものが使用されます。
この設定は、TF Lite ランタイムがどこから来ているかを気にしないコード (ミドルウェア層など) での使用に適しています。