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Python クイックスタート

TensorFlow Lite と Python の使用は、Raspberry PiEdge TPU を使用した Coral デバイス などの Linux ベースの組み込みデバイスに最適です。

このページでは、Python で TensorFlow Lite モデルをすぐに実行できるようにする方法を説明します。必要なのは、TensorFlow Lite に変換された TensorFlow モデルのみです。(変換済みのモデルがまだ用意されていない場合は、以下にリンクされた例で使用されているモデルを使って実験できます。)

TensorFlow Lite ランタイムパッケージについて

TensorFlow Lite モデルを Python で素早く実行できるようにするには、TensorFlow パッケージ全体の代わりに TensorFlow Lite インタプリタのみをインストールすることができます。この簡略化された Python パッケージは tflite_runtime と呼ばれています。

この tflite_runtime のパッケージは、TensorFlow のフルパッケージのわずか一部のサイズで、TensorFlow Lite で推論を実行するために最小限必要なコードのみが含まれます。含まれているのは、Interpreter Python クラスのみです。パッケージサイズが小さいため、.tflite モデルの実行のみが必要であり、大規模な TensorFlow ライブラリによるディスクスペースの浪費を避ける場合に理想的と言えます。

注意: TensorFlow Lite コンバータなどのほかの Python API にアクセスする必要がある場合は、TensorFlow のフルパッケージをインストールする必要があります。

Python 向け TensorFlow Lite のインストール

Debian Linux または Debian の派生物(Raspberry Pi OS を含む)を実行している場合は、Debian パッケージリポジトリからインストールする必要があります。そのためには、新しいリポジトリリストとキーをシステムに追加してから、次のようにインストールします。

echo "deb https://packages.cloud.google.com/apt coral-edgetpu-stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/coral-edgetpu.list
<code class="devsite-terminal"
>GL_CODE_5</code><code class="devsite-terminal"
>GL_CODE_6</code><code class="devsite-terminal"
>GL_CODE_7</code>

他のすべてのシステムでは、pip を使用してインストールできます。

pip3 install --extra-index-url https://google-coral.github.io/py-repo/ tflite_runtime

そのため、tensorflow モジュールから Interpreter をインポートする代わりに、tflite_runtime からインポートする必要があります。

注:Debian Linux を実行していて、pip を使用して tflite_runtime をインストールする場合、Debian パッケージとしてインストールした TF Lite に依存する他のソフトウェア(Coral libraries など)を使用すると、ランタイムエラーが発生する可能性があります。tflite_runtime を pip でアンインストールしてから、上記の apt-get コマンドで再インストールすると、修正できます。

tflite_runtime を使用して推論を実行する

そのため、tensorflow モジュールから Interpreter をインポートする代わりに、tflite_runtime からインポートする必要があります。

たとえば、上記のパッケージをインストールした後に、label_image.py ファイルをコピーして実行するとします。tensorflow ライブラリがインストールされていないため、この操作は失敗するでしょう。これを修正するには、ファイルの次の行を編集します。

import tensorflow as tf

上記を次のように編集します。

import tflite_runtime.interpreter as tflite

また、次の行も変更します。

interpreter = tf.lite.Interpreter(model_path=args.model_file)

上記を次のように変更します。

interpreter = tflite.Interpreter(model_path=args.model_file)

もう一度 label_image.py を実行してください。そうです!TensorFlow Lite モデルを実行できるようになりました。

今後の学習

Interpreter API の詳細については、Python でモデルを読み込んで実行するをお読みください。

Raspberry Pi を使用している場合は、Pi Camera と TensorFlow Lite を使った画像分類を実行するclassify_picamera.py の例 をお試しください。

Coral ML アクセラレータを使用している場合は、GitHub の Coral サンプルをご覧ください。

ほかの TensorFlow モデルを TensorFlow Lite に変換するには、TensorFlow Lite コンバータ についてお読みください。

tflite_runtime ホイールをビルドする場合は、TensorFlow Lite Python ホイールパッケージをビルドするをお読みください。